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農業ディレクター浜平の挑戦!

Page27:「販売管理体制の実現」から閑話休題

みなさんこんにちは!梅雨が明けいよいよ本格的な夏を迎えますね。暦の上でも「大暑」。夏バテにならないように栄養管理もしっかり意識したい時期、体調等こわされてはいませんでしょうか。

今回は閑話休題ということで、スポーツと日本文化についてちょっと所感を。

まずスポーツといいますと記憶に新しいのが先日閉幕したワールドカップ。ドイツが優勝しましたね!日本は・・・ちょっと残念なな結果となってしまいました。しかし!同時に世界で活躍する選手の勇姿は夢と希望を与えてくれるように私には感じられました。

特にACミランでエースとなった本田選手。世界の名門、ACミランに入団するということだけでも凄い事。しかもその中でエースになるという夢を描き、言い切り、見事その夢を現実のものとしてしまう実力と行動力。彼のパワフルな実行力が「大きな夢に挑戦する」「ひたむきな努力を続ける」という大事な事を思い出させてくれました。

同時に必死に挑戦する人は、人を感動させる大きな力があるように感じます。私も農業という分野で感動してもらえるような「モノ作り」に大きな夢を持って努力していきたいと改めて感じました。

さて、ちょっと前の話題となるのですがスポーツといいますと、2020年に開催される東京オリンピックに向けて準備が着々と進んでいるようですね。

このオリンピック招致活動の時、「オモテナシ」という言葉が流行ヒットしました。覚えていらっしゃるでしょうか。この「オモテナシ」、日本の独自性と強みを含んだ言葉として滝川クリステルさんがプレゼンをしていましたね。ところでこの「オモテナシ」、この言葉には、ただ人をもてなすという意味に加えて、日本特有の精神性もあるのではないか、そう思います。

自分でも気になったので、この「オモテナシ」という言葉を少し掘り下げてみました。まずは「オモテ」。「オモテ」という言葉は「表」と書く場合が多いですが同時に「」と書く場合もあります。この「面」、能楽などでつかう「お面」のことを「オモテ」言い表すことがあります。お面は常に同じ顔をし、本当の顔(素顔)を隠しています。この「面」(オモテ)をとったら、そこには素顔があります。

考えてみましょう。本当の顔、つまり素顔は「心」、そして素顔の心はオモテの反対だから「ウラ」

そう!「ウラ」という言葉には“心”という意味があったんですね。つまりこの「オモテナシ」という言葉は「お面(心を隠すもの)取っ払う」ということ!ありのままの心で、素直な心で、心を込めて、これが「オモテナシ」の精神なのですね。大事にしたいです。それではご一緒に・・・「オ・モ・テ・ナ・シ、おもてなし

今回の閑話休題、お楽しみ頂けましたでしょうか。私個人としましてはスポーツから「目標を持って実現する」そして「心を込めて対応する」ということの大切さをワールドカップ、そして東京オリンピック誘致から再認識しました。このような精神はスポーツに限らず、全ての世界で共通の大事なことだと思います。世界標準でトライしながらも日本の持つ良さを活かしていく、これは勿論農業でも必要不可欠です。

そして次回のコラムはいよいよ大詰め、~グローバルGAPとの違い~についてです。世界標準と日本クオリティ、この違いはどこにあるのでしょうか。お楽しみに!!